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4101位 DOWN

カンガルーは荒野を夢見る

本は電車で読もう!立川在住・一児の父が、読書と子育てに明け暮れる日々を綴ります。

趣味 読書

ランキング
対象 総合 カテゴリ別 サブカテゴリ別
本日 4101位 809位 33位
前日 4098位 812位 32位

最近のエントリ

13:12
10/10

ダーク・タワー スティーブン・キング(新潮文庫,2005年-2007年)

 僕はスティーブン・キングの熱心な読者ではない。一つには作家のベースとなるジャンルが苦手なホラーである事が災いしている。また、たとえストーリーテラーとしての実力は認めるにしてもあまりに多作なのでいったいどれから手をつけたらいいものか迷ってしまい、結局図書館のキングの書棚を前にして呆然としてしまう。また一作の分量が長く、何冊もシリーズが続くというのも手を出しにくい原因になっている。 これまでにな...

19:46
10/7

こころ 夏目漱石(2008/1/16読了、もちろん再読)

 今年になってすぐに「こころ」を読んだ。高校の頃に読んで読書感想文を書いて、以来幾度となく繰り返し読んできた小説だ。初めて文庫で読み、大学生になって筑摩書房の全集を購入して書棚に飾り、体を害して長期療養を余儀なくされた日々に病室に持ち込んで漱石の作品を読み切った。その中にも「こころ」はもちろんあった。 その後、筑摩文庫の漱石全集を買い直しては読みとおし、あの「夏目漱石全一冊」でも読み、そして今...

12:55
10/1

魔法のメガネ、買いました。

 メガネを変えて一月ほどになる。ようやくしっくり馴染んできた感じだ。今年の初め頃に愛用のメガネのフレームが崩壊した。歴代のメガネの中では一番おしゃれで、結婚してから買ったものだ。レンズに接するフレームは上半分だけで下半分はテグスでつり上げるタイプのちょっと変わったデザインだった。当然耐久性に難があったが、何せ子供が生まれる前に購入したので、まさかバラバラになるような目に遭うことは想定していなか...

13:03
9/24

謎解き少年少女世界の名作 長山靖生(2008/1/21読了)

 あの有名な「フランダースの犬」が本国ベルギーでは不人気であまり知られていないと言う話は、ずいぶん以前から聴かされてきた。ハリウッドで映画化されるくらいだから、日本人だけが好んだ作品という訳ではなさそうだが、アメリカ人が好むエンディングは原作とちがってハッピーエンドなのだそうだ。当然ながら映画でも結末で少年は死なず苦労は報われる。 日本人だけが報われない話が好きなのだろうか。いや、日本人は報わ...

13:03
9/19

乳と卵 川上未映子(2008/3/5読了,文學界2007年12月号掲載)

 なかなか文章に乗れなかった。慣れない関西弁だったからで、なんでも芥川賞受賞の選考理由の一つとして〈口語による語り口〉をあげた委員が多かったようだから、重要なポイントではあるんだろう。でも東京の人間には間が取りにくくて、しかも女性特有の延々と先に流れていくリズムが結構苦になった。 だらだらと頭の中のコトバを吐き出していくという点では町田康と似ている感じがしたが、あちらは乗りやすかった。やはり男...

13:01
9/17

立川通信その27「昭島市民プールへ自転車でゴー!」

 昭和記念公園のレインボープールが我が子にも僕ら親にも大好評だったので、また保育園を休ませてる夏休みのうちに大きいプールに連れていってあげたいなぁ、でもそうそう入場料の高いレインボープールには行けないなあと、立川周辺のプールをウェブで物色してみた。 もっとも近いのは柴崎体育館の室内プールだ。これは本当に目と鼻の先なので便利は便利だけれど、この暑いカンカン照りの中を屋外の広々としたプールに入るか...

12:59
9/10

0系を見に青梅鉄道公園に行こう~

 年内で0系がいよいよ引退になるそうだ。もうとっくに「ひかり」の称号は明け渡してしまい、去年熱海に家族で出かけた際に乗った「こだま」も500系に様変わりしていた。東京ではもはや、あの丸みを帯びた愛嬌のあるフェイスは見られないと分かってガッカリした。もちろん我が子は500系に乗れて、700系の勇姿を見られて大喜びだった。 先日のめざましテレビで、公道を移動する0系に遭遇した人々の興奮を伝えていた...

12:52
9/4

私の男 桜庭一樹(2008/6/29読了)

 「私の男」とは誰あろう父親だ。おじいさんと言ってもおかしくないほど歳をとった実の父親が死んだあとに、父の親族であり自分と同族の血の濃さをもつ青年に彼女は引き取られる。それは身も心もすべて「男」にゆだねたも同然のいびつな親子関係へと発展した。 本作は、その〈親子関係〉イコール〈男と女の関係〉に至った経過を時間軸をさかのぼって淡々と描いていく。そして二人が出会う運命の瞬間に近づくにつれて、二人が...

13:04
9/2

江戸東京たてもの園の夏を楽しむ

 夏休み企画第2弾。レインボープールに引き続き、我が子を楽しませ僕らも同時に癒される、そんな虫のいいスポットを探す。なるべく近場でないかなぁ。我が子の好きなゴーオンジャーやプリキュアに会える後楽園か、キバやゲキレンジャー(何故いまさら?)に会えるとしまえんか。汐留の日テレでアンパンマンに会うか。いずれにしても親はそれほど癒されそうにない。 親の好みは水族館。GWに葛西臨海水族園は行ったが、嫁さん...

12:44
8/27

ハンバーガーの本(2008/08/20読了、というか〈ざっと読み〉)

 コンビニで見つけたムック本だが、これがとんでもない本だった。食いしん坊にはこたえられない、いやハンバーガー好きにはたまらない充実ぶりなのだ。全編カラー写真で豪華なハンバーガーが掲載されていて、目移りしてしまう。難点は全部が全部本格的なハンバーガーでボリューム満点なので、見てるうちにおなかが減って無性にハンバーガーが食べたくなってしまうことと、やがては見ただけでおなか一杯になって「もう十分」と...

12:03
8/26

映画館の飲み物ホルダーは右を使う?それとも左?

 この前、子供と初めて映画館に映画を見に行った。部屋(上映室?あれはなんて言うんだっけ?)に入る前にロビーで二人分の飲み物を買って入った。席には両側にアームレストがあり、そのどちらにも飲み物のホルダーが付いている。息子と僕で並んで座り、僕のもう片方の隣は男の子が座っている。男の子が触れて飲み物がかかったりしないように逆側に置きたいところだが、息子の飲み物は僕の手の届くところに置かないと世話ができ...

19:31
8/22

鉄塔 武蔵野線(ソフトバンク文庫版) 銀林みのる(2008/8/5読了)

 「鉄塔 武蔵野線」は退屈な本だ。これまでに映画を観て、新潮文庫版を読み、さらに新潮社の単行本を読み比べた僕が言うのだから、確かだ。実際、本読みのブログのいくつかで「退屈だ」と書かれていた。その指摘は間違いではない。と同時に、それは決して本書の欠点ではないこともまた確かだ。むしろ、だからこそ、本書は「永遠の少年小説」の傑作なのだと断言しよう。 確かに、この物語にはドラマチックなことは何も起こら...

19:56
8/20

淀川長治の映画人生 岡田喜一郎(2008/6/22読了)

 淀川さんが亡くなってから今年の11月で10年になる。亡くなってしまえば、後は人々の記憶の中にしか生きられない。淀川さんを知っている者どうしは記憶と記憶を交換すればいいだけだが、知らない者へは伝えることしかできない。しかし落語家の話芸がいくら伝説となって語り継がれようとも、知らない世代は、リアルタイムに話芸を味わった世代の興奮を体感することは叶わない。ならば落語家も希代の映画解説者も消えていく...

13:14
8/19

ハリー・ポッターと秘密の部屋 J.K.ローリング(2008/7/6読了、再読)

 ハリー・ポッターシリーズ第2作。1作目は、登場人物や舞台の設定に楽しさが満ちていて、読む先読む先にウキウキワクワクさせられることでいっぱいだった。第2作ではひととおり人物や舞台・行事などが一巡したために、驚きが少なくなった分、登場人物への愛着が生まれてきた。それぞれにうまく性格が描き分けられているし、なにより主役であるハリーと二人の親友ロンとハーマイオニーとの物語が、子供っぽさから次第に大人...

13:03
8/18

楽園(下) 宮部みゆき(2008/8/9読了)

 かつて「模倣犯」を読んだときに辛い思いをしたので、今回主人公がその時に登場したフリージャーナリストの前畑滋子だと知って、またまた厳しい読書になるのではないかと恐れていると上巻の感想に書いた。あれから3ヵ月経ってようやく図書館で下巻が借りられた。これだけ間隔が開いてしまうと細かい部分が記憶から飛ぶし、上巻で盛り上がった高ぶりを取り戻すのに時間がかかる。 上巻のストーリーの中心が、亡くなった等と...

01:14
8/17

今日の早川さん2 CoCo(2008/8/11読了)

 前作の好評を受けて早くも第2巻が出た。感想は前作「今日の早川さん」の書評でほぼ書いてしまったので、今回はあまりない。そもそも著者のブログで現在も連載が継続しているのだから、第1巻がどうの第2巻がどうのと言っても仕方がない。ただし一通り、読書オタクの女子たちの生態に前作で十分触れてしまったから、正直に言えば第2巻では衝撃は薄れてしまった。 そういう読者を意識してか、本作では冒頭と巻末に書き下ろ...

03:42
8/15

2008年「『新潮文庫の100冊』VS『ナツイチ』VS『発見。角川文庫 夏の100冊 角川文庫』」

 夏休みも佳境に入った。読書感想文の宿題を終わらせようとウェブに探りを入れる中学生・高校生の動きが、ブログのアクセス解析を通して見えてくる。真剣に感想文を書くには、もう本は読了してなければならない。でも、まだ読む本を決めてもなくてジタバタしている生徒もいそうだ。彼らにして見れば、〈夏の文庫フェア〉はジタバタする本を決めるための格好の対象図書リストを提供してくれるはずだ。 僕も夏が終わる前に恒例...

03:21
8/13

「携帯は両手で打つ」は常識?

 「メール入力に関する意識調査」の結果に関する記事が、先日ウェブに載っていた。調査によると、ユーザーが利用する携帯電話端末は、 「テンキー:折りたたみ」 「テンキー:スライド」を合わせると92.0%で、「テンキー:ストレート」「フルキーボード」「タッチパネル」が数パーセントずつだと言う。 さらにメールする際の文字入力方法は「片手で入力」が76.7%、「両手」が22.9%で、「両手で入力」する割合は男性より...

02:44
8/11

立川通信その26「昭和記念公園レインボープールに往く」

 連日連日暑い日が続き、真夏日になるのが常態化している。「昔の夏は、こんなに暑くなかったよなぁ」と言い合うのもお約束となっている。先日は都心・大手町でこの夏初めての猛暑日を記録したという。あまりに暑いので、もうとっくに猛暑日になってると思っていた。 何はともあれ、今年こそは我が子をプールに連れていかなくては。昨年までは保育園のバルコニーに置かれたビニールプールの水遊び程度だったが、年長に混じっ...

13:02
8/6

火打ち箱 アンデルセン(2008/8/1読了)

アンデルセン童話集(1)を岩波文庫版で読みだしたときの最初の短編がこの「火打ち箱」だ。有名な作品を数多く作り出したアンデルセンの作品としては聞いたことのないタイトルで、ただ「火打ち箱」と平凡なタイトルが付けられている。あまり期待をしないで読み出すと、戦争から帰郷する一人の兵隊がでてくる。なおのこと、つまらない話になりそうだと侮ってしまう。 ところが、そこからこの短編はどこへどう話を落ち着けるの...

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