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1284位 DOWN

悪態のプログラマ

とある職業プログラマの悪態を綴る。 入門書が書かないプログラミングのための知識、会社の研修が教えないシステム開発業界の裏話は、新人プログラマや、これからプログラマを目指す人たちへのメッセージでもある。

コンピュータ プログラミング

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最近のエントリ

22:36
9/2

非可逆圧縮に注意

データ圧縮形式の分類方法として、可逆圧縮・非可逆圧縮という分け方がある。可逆圧縮されたデータは、復元(解凍)すると、圧縮前と 100% 同じものに戻すことができるが、非可逆圧縮だとそうはいかない。一般に、非可逆圧縮とは、人間がデータを利用する際に不都合がない程度に、情報を割愛することだからだ。 非可逆圧縮は、通常は画像や音声、動画の圧縮形式について使われる言葉だが、他の種類のデータも同様の考え方で圧...

23:45
8/19

ちょっとしたプログラム

「ちょんプロ」という言葉がある。プログラマが自分自身の作業を楽にするために作る簡単なプログラムのことである。私がこの言葉を初めて聞いたのは、おそらく職場だったろう。ネットで検索しても出てくるが、それほど頻繁に使われているわけでもなさそうである。語源は不明だが、おそらく「ちょっとしたプログラム」の略だろう。 「ちょっとした」というのは面白い言葉である。大辞林(goo辞書 )によると、ひとつには、「わ...

20:56
8/5

この文書は誰が読むのか

自称職業プログラマの私だが、最近はプログラミングをしている時間はどんどん少なくなってきた。遂には顧客向けにシステム導入の提案書を書いている始末である。 技術者が提案書を作ると、システムの機能面を強調しがちだ。特に、事前に客先の担当者と打合せをし、システムの要件がある程度決まっているような場合には、いわゆる「能書き」の部分は「当り前のこと」として省略してしまう。「能書き」とは「そもそもそのシステ...

14:49
7/22

エンドユーザーとは

コンピュータ業界では「エンドユーザー」という言葉がよく使われる。直訳すれば「末端の利用者」だが、文脈によって微妙に意味が変わるようだ。 例えば、ユーザーを管理者とその他に分けた場合に、後者のことを指す場合がある。あるいは、システムを使ってサービスを提供する者と区別して、そのサービスを利用する者を指すことがある(例えば、ショッピングサイトで言えば、ショップの運営者と区別してショップの顧客を指す)...

20:53
7/8

もどかしい話

既存の Flash 製のプログラムを改造する仕事をした。Macromedia Flash 8 を使って、ソースコード(というか .fla ファイル)を変更するのである。しかし、私はこのツールを使った経験が全くなかった。 本来、Flash はアニメーションを作るためのツールであり、VB や Eclipse などのプログラマ向けの IDE とは全く勝手が違う(直感的に編集できたのはスクリプトエディタの部分だけだった。Flex ならよかったのに!)。周囲に詳...

16:38
6/24

異常系とは何であるか考えよう

システムのテストを行う際、テストの内容を「正常系」と「異常系」に分類することがある。それぞれのテスト項目数や不具合の発生数などを数えて、テストの妥当性や品質の判断に使ったりするのである。 この正常系、異常系という言葉はよく耳にするのだが、その意味は曖昧であることが多い。人によって解釈が違うのである。 例えば、「ユーザーが入力ミスをしたケース」について、「正常な値が入力されていないのだから異常系...

01:07
6/12

プログラミングを始めようとして何度も挫折した人へ

少し前になるが、はてな匿名ダイアリーで「プログラミングを始めようとして何度も挫折した」という人の投稿 を読んだ(yasuhoの隠れ家 さん経由)。色々な意味で考えさせられる話である。 才能以前なんだろうな。必死さが足りないって言われた。でも必死になるってどういう事なのか全然判らない。 元記事のトラックバック でも指摘されているが、この人は「プログラミングをしたい」とは思っているようだが、「プログラムを作...

23:42
6/3

スパゲティ・コード

イタリア製の西部劇を「マカロニ・ウエスタン」という。海外では「スパゲティ・ウェスタン」と言うのだが、日本では、かの淀川長治氏が「スパゲティでは細くて貧弱そうだ」として、マカロニに変えてしまい、そのまま定着したらしい。しかし、スパゲティにせよマカロニにせよ、西部劇に冠する言葉として、食べ物の名前を選ぶという感覚は、私にはよく分からない(「ハードボイルド」の語源が卵のゆで方だったり、「上を向いて歩...

01:22
5/28

教育制度の充実だけでなく

私の会社は新入社員の研修には力を入れている方だ。例年、新入社員の多くがプログラマとして採用されるが、プログラミング、設計、テストの仕方はもちろん、ビジネス文書の書き方まで厳しく指導されている(必要以上に厳しいので、嫌になってしまう人も多いのだが)。 会社としては、その点は対外的にも強調したいようだ。自社の Web サイトの求人用のページには、「教育制度が充実しています」といった内容に多くのスペースが...

22:42
5/20

見かけの進捗

顧客や上司への進捗報告を行う際、進捗が遅れていても「予定通り」と報告する人がいる。遅れを責められのが嫌なのだろう。しかし、最後までそういうことを続けていると、遂には納期に納品できなかったり、テストを省略してボロボロのシステムを納品してしまったりして、もっと責められることになる。私は、進捗報告は「控えめ」にすることにしている。予定より進んでいる場合は「予定通り」、本当に予定通りの場合は「少し遅れ...

01:26
5/14

ナンバリングしよう

久しぶりに大阪の地下鉄を利用したら、駅や車内に表示されている駅名に、アルファベットと数字からなる番号が併記してあった。「何を今更」と思われるだろうが、田舎に住んでいるとそんなものである。「駅ナンバリング 」というらしい。大阪には 2004 年に導入されたのだそうだ(※1)。 その周辺の地理に詳しくない人や、日本の地名に馴染みがない外国人にとっては、駅の名前よりも番号を使う方が、識別や伝達が確実だ。どう...

21:52
5/6

ITエンジニアの年収

連休中、溜まっていたいたフィードの「未読」を片付けていると、ITエンジニアの年収に関する情報がいくつかあった。考えてみれば、このブログでは、収入に関する記事はあまり書いていなかった(筆者が惨めな気持ちになるからだろう)。しかし、「これからプログラマを目指す人たちへ」などと銘打っているからには、少しは触れておいたほうがいいかもしれない。 まず目を引いた情報は、「@IT年収MAP 」というサービスだ。自分...

00:40
4/2

愚痴のこぼし方

ITpro の 新入社員諸君への提言 」という記事を読んだ。 新入社員を迎える「上司・先輩へのお願い(2ページ目)」として、  ぜひ,いい話をたくさん聞かせてあげてほしい。しかし,現実は全く逆になっていないだろうか。特に,ビジネス環境が厳しい昨今ではともすれば愚痴っぽい話が多くなる。話題に出てくるのは,「会社の経営状況が厳しい」,「他社の製品に比べて当社の製品は劣っている」,「うちの上司はダメだ」など...

22:25
3/21

簡単に見える時ほど注意せよ

最初は簡単そうに見えた仕事だったが、やってみると意外と難しかった、ということがある。 例えば、「CSV ファイルを読み込むプログラムを作ってくれ」という依頼があったとしよう。初心者プログラマにありがちなことだが、CSV なんて読み込んだ文字列をカンマで分割するだけだ、などと簡単に考えてしまうことがある。 しかし、実際にプログラムを作って動かしてみると、うまく動かない。いくつかの考慮が欠けていたのだ。例...

18:22
3/11

本来の目的を思い出そう

「面倒くさいこと 」に書いたように、繰り返し行うような単純作業はコンピュータにやらせた方が効率的だ。プログラムを作る時間が掛かったとしても、長期的にみて利益が大きいならそうすべきである。 しかし、逆に、人間がやった方が効率的な仕事までコンピュータにやらせようとして、失敗することも少なくない。苦労してデータを入力しても、それに見合うだけの恩恵を与えてくれないようなシステムを見かけたことがないだろう...

01:12
2/26

プログラマが学ぶ機会

プログラマの評価というのは、かなり早いうちに定まる。新人プログラマが現場に配属されてから数日から数週間のうちに、リーダー達は、彼らをスキルの高いグループとそうでないグループに分けてしまうだろう(もちろん、会社組織としての正式な評価ではなく、自分の頭の中で、という意味だが)。 そして、スキルが高いグループには、比較的難易度の高い仕事が与えられ、そうでないグループには、単純で簡単な仕事が与えられる...

00:49
2/19

人とプログラムの価値観の違い

あるシステムで管理している会員データが、別の会員に繋がって出力されるという報告があった。Aさんのデータを開いているのにBさんのデータが表示され、Bさんのデータを開いているのにCさんのデータが表示されるというのだ。枯れたシステムだったのでプログラムのバグが原因だとは思えなかったが、個人情報の漏洩にピリピリしている近頃のこと。システムの開発担当である私の所にも連絡が届いた。調査の結果、そもそもユー...

21:54
2/12

設計が過去に引きずられる

最近、古いクライアント・サーバー(C/S)型のシステムを、Web システムとして作り変えるという仕事が多い。現在の機能をそのままに、Web ブラウザから使えるようにしてくれ、という依頼である。 こういった場合に注意すべきは、新しいシステムの設計が既存のシステムの設計に「引きずられてしまう」ことである。この問題は、特にユーザー・インターフェースについて顕著だ。既存のシステムを使い慣れたユーザーからは、「今と...

23:58
2/4

無知の知

情報過多といわれる昨今、自分に必要な情報を見極めるだけでも一苦労である。私も日々発信される IT 関連のフィード をチェックしては、目ぼしいものをブックマークしているが、それだけでも結構な手間が掛かる。 しかし、こうした情報は、ただ集めているだけでは役に立たない。特に、システム開発において、全く新しい技術を採用しようという場合には、ネット等で得られた情報だけでは、導入を決断できないことも多い。 「こ...

00:18
1/29

頭を使うために頭を使う時代

小学生の頃、「漢字練習帳」にひたすら同じ漢字を書かされて、こんなことをしてなんの役に立つのか、と思ったものだ。また、電卓というものがあるのに、どうして暗算や筆算をさせるのか、と思ったこともある。 実際、大人になってみると、IME のおかげで漢字を書くことは少ないし、Excel のおかげで難しい計算をすることもほとんどない。 では、学校の勉強なんて何の役にも立たなかったのかと問われれば、そんなこともないと...

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