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主水血笑録

伝統芸能からTVゲームまで、時代劇画から女の子向け小説まで、時代伝奇とつけば何でも手を出す時代伝奇馬鹿・三田主水の伝奇時代劇な日記

趣味 読書

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本日 1210位 268位 9位
前日 1152位 259位 7位

最近のエントリ

02:17
10/19

十一月の時代伝奇アイテム発売スケジュール

 蝉の鳴き声も途絶え、ついでやってきた秋の虫の音もだんだんと細くなってきて、日増しに寂しくなってくる今日この頃。今年も残すところあとわずか、十一月の時代伝奇アイテムの発売スケジュールであります。  最近毎月言っているような気がしてきましたが、文庫時代伝奇小説については非常にお寒い十一月。新刊で期待できそうなのは、加野先生の「玄庵検死帖 皇女暗殺控」くらいのようです(といってもこれも、九月に出る...

12:17
10/18

「もののけ草紙」第1巻 少女芸人魔界行?

 書店で高橋葉介先生の新刊を見つけて、その表紙を眺めてみれば、どこかで見た女の子が…そう、本作「もののけ草紙」は、「夢幻紳士 逢魔篇」に登場した、不思議な力を持つ少女芸人「手の目」を主人公とした新シリーズであります。  「手の目」は、その名の如く、手のひらに目の刺青を持った少女。幻術の類など、様々な超能力を持ち、それを酒の席での座興として生計を立てている芸人であります。本作では、その「手の目」が...

01:48
10/17

「蛇神様」 真っ向ストロングスタイルの時代伝奇

 江戸の夜を騒がす謎の「きつね駕籠」。浪人・五十嵐伊織は、ある晩この駕籠に出くわすが、中に乗っていたのは、伊織のかつての許嫁・真琴と瓜二つの人形だった。この謎を追う伊織は、江戸を騒がす一党が、「蛇神様」なる存在を奉じている事を知る。伊織は、女賊・お蓮とともに一味を追うが、敵の魔手は彼を追い詰めていく…  高木彬光先生といえばやはり本格推理小説界の巨匠でありますが、その高木先生が時代伝奇小説を相当...

01:08
10/14

「家光謀殺 東海道の攻防十五日」 暗殺団vs怪人の攻防戦

 徳川将軍家の威光を見せ付けるために上洛の途につく家光。その命を狙う者たちの存在を偶然察知した甲賀者・芥川七郎兵衛は、松平伊豆守の指示の下、極秘裏に将軍を守護のための「怪人」を集める。宮本武蔵、由比正雪、丸橋忠弥…いずれも一芸に秀でた怪人たちと、姿なき暗殺者たちが、東海道を舞台に火花を散らす。  笹沢左保先生が、「木枯らし紋次郎」など、時代小説の分野においても活躍されたことはつとに知られています...

21:30
10/13

「朧村正」に期待!

 この水曜日~日曜日までの四日間、東京ゲームショウが開催されていました。さすがに直接足を運びはしませんでしたが、ゲーム好きのはしくれとして、様々なハードの様々なソフトが出品された中で、個人的に一番注目していたのは、Wii用ソフトの「朧村正」でした。  タイトル自体は昨年から発表されていた(その時は「朧村正妖刀伝」というタイトルだったと記憶していますが)ものですが、以来続報が途絶えていてやきもきさせ...

22:39
10/12

「奇譚 銭形平次 「銭形平次捕物控」傑作選」 伝奇な平次の冒険?

 私にとって近くて遠いのが捕物帖の世界。色々と読んでいるつもりではありましたが、大きな穴があったりして、その一つが「銭形平次捕物控」シリーズであります。  そんなこともあって、末國善己氏の編によるオリジナルの作品集「奇譚 銭形平次」には、早速飛びついた次第です。  収録作品は「金色の処女」「呪いの銀簪」「人肌地蔵」「七人の花嫁」「南蛮秘宝箋」「江戸阿呆宮」「火遁の術」「遠眼鏡の殿様」「密室」の全...

22:22
10/11

「封印の娘 大江戸妖怪かわら版」 少年は異界で己を知る

 妖怪変化が暮らすもう一つの江戸を舞台とした和風ファンタジー「大江戸妖怪かわら版」シリーズの第三巻であります。  我々の世界からこの世界に落ちてきた少年・雀が、人間は自分一人しかいない世界で、一歩一歩成長していく様が描かれるこのシリーズ、今回は雀の前に不思議な女性が現れることになります。  かわら版記者として活躍する雀が、馴染みの芝居小屋で出会ったのは、座付作者で座頭の娘・雪消。美しい容姿を持つ...

01:01
10/9

「真田昌幸 家康狩り」第2巻 対決、二つの武士道

 数え七歳となった真田源五郎は、武田家の「人質」として、信玄の下で武将としての英才教育を受けることとなる。一方、天涯孤独となった醜鳥は、思わぬことから、松平竹千代――後の徳川家康になりかわることとなる。源五郎――後の昌幸と家康、対照的な二人は、運命の交錯の果てに、遠州三方ヶ原で遂に激突する。  徳川家康を最も苦しめた男・真田昌幸の生涯を、伝奇的視点を用いつつ描いた「真田昌幸 家康狩り」の第二巻の登...

00:20
10/7

「シャクチ」 新たなる古代日本ファンタジー世界の誕生

 「入魂の新シリーズ開幕!」と銘打って、「小説宝石」誌に掲載された荒山徹先生の新作「シャクチ」。ファンのはしくれとして、荒山作品のパターンもある程度はわかっていたつもりでしたが、なるほどこれは新シリーズと言うにふさわしい、これまでの荒山作品とは、場所も時代もテイストも異なる作品となっておりました。  この作品の舞台となるのは、紀元前三世紀の中国と日本。この時代の中国と言えば、秦の始皇帝が歴史上...

01:19
10/6

作品集成更新

 このブログ及び親サイトで扱った作品のデータを集めた作品集成を更新しました。今年の四月から十月頭のデータをアップしています。  もっとこまめに更新しようと思いつつも、またまた貯め込んで半年近くのデータを一気に更新する羽目になりました。もう少しこの辺り省力化できればいいのですが…  ちなみに更新にあたっては、EKAKIN'S SCRIBBLE PAGE様の私本管理Plusを使用しております。これがまたフリーウェアとは思えない...

20:07
10/5

「BRAVE10」第4巻 そして八番目の勇士

 戦国アクションファンタジーコミック「BRAVE10」も、もう単行本四冊目。真田幸村の下にこれまで集った勇士は七人、そこに八番目の勇士が登場することとなります。  ヒロイン伊佐那海の秘密を巡り、第三巻では出雲、そして奥州で激闘が繰り広げられましたが、今回の舞台は真田の本拠、信州上田。  前半では第八の勇士、三好清海入道の登場が、そして後半では伊達家の刺客、二代目石川五右衛門一党との死闘が描かれます。 ...

11:34
10/4

「カミヨミ」第6-8巻 小品ではあるけれど…

 今月末に最新巻が発売される明治伝奇ホラーアクションミステリ「カミヨミ」。今回取り上げるのは、まだ紹介していなかった第6巻から第8巻までであります。  この三冊のメインとなるのは「銀狼館の獣」編と「沈黙の毒」編の二つの中編。天馬が、零武隊が、人知を越えた奇怪な事件に立ち向かうこととなります。  第6巻から第7巻冒頭まで収録されているのが「銀狼館の獣」編。人里離れた洋館・銀狼館を訪れた天馬・帝月・瑠璃...

00:48
9/30

「柳生一族の陰謀」(TVSP) 集団から個人、ドライからウェットへ

 「柳生一族の陰謀」のリメイク版スペシャルドラマが、28日に放映されました。  原版である劇場用映画「柳生一族の陰謀」については数日前の記事に書きましたが、言うまでもなくかつて東映が総力を挙げて製作した伝説的大作。その作品が、映画版で徳川家光を演じた松方弘樹が柳生但馬守を、上川隆也が柳生十兵衛を、内山理名が出雲の阿国を演じるという布陣で、リメイクされたのです。  さて、結論から先に言ってしまえば――...

23:38
9/28

「太王四神記」 第24話「二千年の時を越えて」

 泣いても笑ってもこれで最終回の「太王四神記」。今回はいつもよりも長い80分ノーカット放送ということで、それでも最初から最後まで中身は詰まりっぱなしの展開でありました。  遂にスジニとの再会を果たしたタムドクは、彼女を自分のもとに連れ帰りますが、喜びもつかの間――火天会の手により高麗にあった二つの神器は奪い取られ、更にタムドクとキハの間の子・アジクもまでもが火天会の手に落ちることに。  かくてタムド...

23:16
9/27

「逃亡者おりん 紅蓮の巻」 道悦様大ハッスル!

 放浪の旅の途上、虚無僧たちに追われる少女・すみれを助けたおりん。すみれは、由比正雪の軍資金の在りかを知る唯一の存在だった。軍資金を狙う駿府城代・土井采女正一派、そして大岡忠光配下の風魔一族からすみれを守り戦うおりんだが、その争いを陰から操る由比正雪の亡霊の正体は…  二週連続の「逃亡者おりん」スペシャル第二弾は、由比正雪が遺したという莫大な財宝を巡る争奪戦に、おりんが巻き込まれるという趣向。 ...

00:40
9/26

「柳生一族の陰謀」 究極にして異端の但馬守像

 元和九年、突如二代将軍秀忠が病死したことにより、三代将軍を巡る家光と忠長の争いが激化する。秀忠が実は家光派の松平伊豆守らに毒殺されたことを知った柳生但馬守宗矩は、同じ家光派に付き、子供達を使って忠長追い落としの策謀を巡らす。禁裏をも巻き込み、日本を二分した暗闘の行方は…  この28日にTVドラマとしてリメイク版が放映される「柳生一族の陰謀」。よく考えてみればオリジナルについても当サイトではまだ...

01:04
9/25

「消えた山高帽子 チャールズ・ワーグマンの事件簿」 時代と世界の境界線上で

 「誘拐児」で2008年の江戸川乱歩賞を受賞した翔田寛が、実在の人物であるチャールズ・ワーグマンが、明治初期の横浜で起きた怪事件の数々を解き明かす連作短編推理小説であります。  本書で探偵役を務めるワーグマンは、イラステレイテッド・ロンドン・ニュースの特派員として幕末の日本を訪れ、以降、維新前後の日本の姿を描き、発信し続けた人物。日本人女性と結婚し、終生横浜に在住したこの人物を、本書では、豊かな知...

00:24
9/24

「絵巻水滸伝」 第七十三回「天意」 納得の行方は――

 月に一度のお楽しみ、「絵巻水滸伝」が更新されました。最新回では、朝廷が、梁山泊を招安、すなわち朝廷せんと働きかけて来ることになります。朝廷とは因縁浅からぬ者も多い梁山泊にとっては、晴天の霹靂ともいうべき出来事ですが…  招安とは、大まかに言ってしまえば、朝廷が賊徒に対して身の安全と身分の保証と引き換えに投降し、国軍となるように求めること。朝廷にも賊にとっても、ずいぶんと虫のいい話に聞こえますが...

14:04
9/23

10月の時代伝奇アイテム発売スケジュール

 昼間は暑くても、夜になると虫の音が辺りに響いてすっかり秋めいてきましたが、秋といえば読書の秋、芸術の秋。つまりこのサイト的に言えば伝奇の秋です(全然違う)。  というわけで、十月の時代伝奇アイテム発売スケジュールです。  文庫小説の方では、まず楽しみなのが朝松健先生の「真田昌幸 家康狩り」第二巻。伝奇的真田昌幸一代記、待望の続刊です。  また、文庫化では、久々登場の「御隠居忍法」シリーズから「...

00:17
9/22

「太王四神記」 第23話「面影を追って」

 残すところいよいよあと二回、わずか二回となってしまった「太王四神記」。本当に終わるのか? とハラハラいたしますが、クライマックスに向けて、静かに事態は動いていきます。  後燕からの書状の中に、姿を消したスジニの言葉を見つけたタムドクは、いてもたってもいられず自ら後燕へ。相変わらず自分が真っ先に動きすぎる王様ですが、今回ばかりは自分の恋路のことだからなあ…  が、スジニはそれを悟り、遠くからタム...

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